2020.11.04
我が家には100冊以上の絵本があります。
これは、娘が生まれて半年くらいのころから
両親が毎月2冊の絵本を送ってくれるからです。
毎晩読み聞かせをしている中で、
子育て中の自分がすごく共感できて
いろんなことを考えさせてくれる
絵本がありました。
大人ならではの観点で「へぇ~」と感じた絵本が
「ちいさいひと」
「にこにこ エマ」と「くまくんは どこ?」
の2冊セットの絵本ですが
どちらも読んでいておもしろかったです。
絵もかわいらしく、お子さんのプレゼントとしてもおススメです。
ここから、大人だから気づける面白さについて紹介していきます。
この絵本では、エマの日常が描かれています。
着替えたり、ココアのんだり、ブロックであそんだり。
エマは、大人からすれば
「当たり前」「いい子」な時もあれば
「なんでそうなる!?」ってツッコミたくなることもします。
エマはコップでココアを飲みます。
ですがたまにスプーンで飲みたくなって
ココアをお皿にいれてびちゃびちゃにこぼしながらのみます。
エマは、ズボンを上手にはくときもあれば
頭にかぶってみるときもあります。
そして、セーターの着方を知っていても
歩きにくくなるとわかっていても
セーターを足にはいちゃうときがあります。
子どもからしたら、
ココアはコップでのんでも
スプーンでチビチビ飲んでもいいし
ズボンははいてもかぶってもいいし
セーターは着てもはいてもいい。
これを、ヨユウがない時には
「なんでそんなことする!」
と怒っちゃうわたし。
「教える」って手順を忘れてるんですよね( ゚Д゚)
ココアはコップのがこぼさずのめるよー
ズボンははこうねー
セーターは着ようねー
って言えばいいのに、手順とばして怒る。
大人のわたしでも、そんなんされたらイヤだ・・・
なんだか反省。
このことに気づいてから、けっこう
色んな事を多めに見れるようになりました。
やってみたかったんだなーっていう
1歩ひいたところからの観察。
(ハブラシで床磨いてた時は叫んだけど・・・)
かわいらしいストーリーと絵からは
想像つかないほど考えさせられました。
この本の主人公のエマ、無邪気で
きっと我が子との共通点がたくさんあって
とてもかわいいですよ♪
お子さんのやっていることを思い浮かべながら
読むとくすっと笑えます( *´з`)
トーマスが、くまくんの人形を探す話。
くまくんと遊びたくて
くまくんをひたすら探すのですが、
途中で目的を忘れて違うことしたり。
どんどん部屋が散らかったり。
これ見たことあるーーーー
っていう状況がつづきます笑
大人で言う、掃除してたらアルバムでてきて
つい見ちゃって作業進まない感じですかね。
そしてトーマスは、くまくんを探している途中で
ひとやすみします。
「ひとやすみ」って大人がきくと
ゴロゴロしたりコーヒー飲んだりなイメージですが
トーマスはひとやすみで、車のおもちゃで遊びます笑
子どもからしたら、散らかしてるようにみえて
実はひとやすみしてる⁉
作者さん天才!笑
そして、最後には
散らかした部屋を片付けて
くまくんも発見します。
カワイらしいのが
「部屋がキレイになったから
きっとおかあさんも喜んでくれるよ」
っていうところ。
できたことは、なんでもママに見てほしいいんですよね。
くまくんをひたすら探すお話なのですが、
子どもの習性がとても分かりやすく描かれていて
何回読んでもトーマスに愛着がわきます。
「にこにこ エマ」に続き、普段なかなか発見できない
ことに気づくことができる絵本でした♪
~シンママ分析~
対象年齢:3歳くらい
読み聞かせ時間:1冊5分弱
1人読み:カタカナのふりがななし。
ひらがなのみマスター幼児には不向き。
両親が利用しているのが
童話館ブックくらぶ
という、月齢ピッタリの絵本を送ってくれるサービスです。
おもちゃを孫に送ると「物を与えすぎ!」って
怒られそうですが
絵本ならまず言われませんよ(*‘∀‘)笑
「にこにこエマ」「くまくんは どこ?」
童話館出版
ぶん・え グニラ・ヴォルデ
やく つばきはら ななこ